前に「market制限の回避について」でリンク先としてmarket-enablerのURLを載せてました。そのときは、うちの環境ではうまく動いてくれていなかったので手動での対応をしたんですが、いくつかイジってちゃんと動くようになったのでそのメモ。
参考になるのはmarket-enablerの動作について書いてあるcode.google.comのwiki。いまのバージョンは execで実際にsuを発行してコマンドをベタで投げているようです。うちの端末で動かしながら見てみたところ、setpropでの値の設定までは流れてましたが最後の2行で引っかかってました。それぞれ:
kill $(ps | grep vending | tr -s ' ' | cut -d ' ' -f2)
こっちは trと cutが存在したいないのでエラーに。→ 別途導入済みの busyboxに入ってるので、それぞれリンクを作成。なおpsは toolboxの出力を前提にしてるので busyboxのほうにリンクし直してたりするとうまく行きません。
rm -rf /data/data/com.android.vending/cache/*
こちらは rmが toolboxのものだと -fオプションがなくてエラーに。busyboxのものと差し替えました。
ということでボタン一発でSIMカードの認識がT-Mobileの値に書き換わってUSマーケットの有料アプリも一覧にでてくるようになりました。ソース公開されてるのでテキトウに作り直してしまってもよいかもですね。T-mobileではなくてEUのvodafoneにすればEU限定のアプリも見えるようになりますし。
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