2009年9月13日日曜日

Commerceオフィス・アワーに参加しました

すいません、写真撮るの忘れてました…。

昨晩、商売関連のフォーラムで告知されていた商売関連のオフィス・アワーに参加しました。今週から試験的にはじめたということで、今週は水・金・土で時間を変えて開催。まだ定期開催ではありません。主に XStreetを中心とした取引関連と検索などの内容を扱うということです。

今回のトピックは先日発表された「Xstreetの新掲載ガイドライン」について。ざっくり言えば商標関連の取り締まりを厳しくしていきますよという内容ですが、それについての質問や事例、対応方法などをディスカッションしました。

議事録は公式Wikiに掲載済みですので詳しく見たい方はこちらをどうぞ:Commerce Office Hours


まだ、調整中の内容なので確定ではないですがポイントだけあげると:
  • ハローキティとか売ってるのを見つけたら通報すべきなの? → 例えばあなたがライセンスを受けていて、他の人は違うという確証があるならそうしてください。でも推測だけなら通報はしないで下さい。不明確な通報には対処するかどうかわかりません。
  • なんでDMCAで対応になるの? → YouTubeやeBayも同様の方式です。
  • DMCAするのに個人情報を出したくないんですが? → 弁護士を通じて提出するという手もあります。
  • 映画とかゲームからインスパイアされたような商品はどうですか? → もし誰かの権利を侵害してるとあなたが思うのであれば、その商品は取り下げて下さい。
  • リアルライフで権利を持っている物を持ち込む場合なにかしたほうがよい? → その旨説明を入れて下さい。
  • ナイキのロゴはないけどナイキっぽい靴とかどうでしょう? → 個別の判断になりますが、例えばコーラのビンからロゴだけ取ってもCoca-colaのイメージは明らかです。同様な判断が行われると考えています。
  • 映画やゲームから取ってきたテクスチャはどう? → 個々のクリエイター・販売者が素材にまで責任を持ってください。
  • 今回、XStreetに関してのルールだけどインワールドにも適用されるの? → 必要に応じて対処します。
あたりまえのことですが基本的に権利を取ってないものは使っちゃダメという話しです。また、会話の中で特徴的だったのが「トレードマークやコピーライトに関してリンデンラボとして総括的なアドバイスができないのはどうしてかというと、、私たちが権利を持っているわけではないから。」「なぜすっきりとしたルールが作れないかというと、法律がすっきりしてないから。」というコメント。まぁ、確かにそうですが、どのあたりまで厳しくやるつもりなのかはラボのさじ加減なので、そのあたりを今後のオフィス・アワーで探っていきたいところです。

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